ひどい落ち込みの対策ってあるの?生理前の不安定な精神状態を何とかしたい!

■特に理由もないけど生理前の落ち込みが酷い。

天気が悪いと気分も晴れない。
仕事でミスをすると自己嫌悪で落ち込む。

気分が塞ぎこむ時って、それなりの理由がありますよね。
でも、生理前はそんなの関係なく、気分が落ち込むこと無いですか?

さっきまですごくいい調子だったのに、突然トーンダウンする。
食事の途中で何にも欲しくなくなってしまう。

生理前にこんな状態が毎回起こるようなら、
それはPMSという病気のせいかもしれません。

よく生理前の女性はイライラしていて近寄りがたいなんて言いますが、
反対にとっても落ち込んでしまう心理状態になることもあるんです。

もしあまりにも落ち込みが激しかったり、
落ち込みがちな時期が生理前に繰り返されるなら、
ぜひ一度、婦人科への受診をおすすめします。

何もせずにほうっておくと、もっとひどい事になってしまうかもしれません。

■何も手に付かない、死にたくなる場合。

気分の落ち込みをほうっておくと大変なことになると言いましたが、
どんなふうに大変になってしまうのでしょうか。

何もやる気が起きない、気分がどんよりと晴れない、落ち込みがちになる。
これらの気持ちの塞ぎこんだ状態をほうっておくと、
うつ状態になってしまう危険性があります。

鬱になってしまうと、やる気が起きないどころか、
生きていたくない、死んでしまいたいと思うようになってしまいます。

きっかけはPMSの症状の一つだったとしても、
ここまで行ってしまうと、婦人科系の治療ではなかなか改善できなくなり、
本格的な精神科の治療を必要とする状態にまで悪化する可能性があります。

PMSであれば長くても2週間程度で一旦症状は治まります。
ところが鬱になってしまうと、治療は長期化し、
日常生活にも大きな影響を及ぼします。

ひどいうつ状態になると、一人での生活もままならないこともあります。
ひきこもり状態になると、ますます症状は悪化します。

ぜひ、このような状態になる前の段階で、
適切な治療を開始して、症状を改善するようにしてください。

■原因はホルモンにあった

では、PMSの段階での治療の説明をしましょう。

まずPMSの原因ですが、はっきりとした原因はわかっていません。
ただし、女性ホルモンの一つでもある黄体ホルモンの増減が
関係していることはわかっています。

黄体ホルモンの影響で、幸福感や満足感を司るホルモンが減少し、
結果、気分が落ち込んでしまうというものです。

この幸福ホルモンが減少することで、満腹感を感じにくくなり、
食欲増加にもつながっていきます。

女性ですから、食べ過ぎると自己嫌悪を感じる方も多いですよね。
そうなると、更に気分が落ち込んでいくという悪循環になります。

そこで、PMSの治療としては、ピル、漢方薬の服用もありますが、
特に精神的な症状の強い人の場合、抗不安薬や抗鬱剤を処方する場合もあります。

これでまず気持ちの落ち込みを止めてからでないと、
すべての治療がうまくいかない、効果が感じられない場合の、
精神的なダメージの軽減を目的としているのかもしれません。

■少しでも気分を上昇させるには

PMSの治療を勧めたとしても、すぐに症状が改善するとは限りません。
そこで、自分でも気分の落ち込みを何とか出来るといいですよね。

不安定な精神状態を安定させる効果のあることを幾つか紹介しましょう。

・カフェイン、アルコールを控える
嫌なことがあるとお酒を飲んで発散!
なんてこともありますが、アルコール依存の危険もあるので控えましょう。

カフェインは精神を緊張させたり不安症を悪化させる可能性があります。
同じ飲むなら、ミルクココアがお勧めです。

・アロマでリラックス
好きな香りを嗅ぐとなんとなく気分が落ち着きますよね。

ハンカチに染み込ませて何かあるとその香りをかぐ。
気分転換にハーブティーでリラックスするなど、
アロマオイルにかぎらず、香りでリフレッシュしてみましょう。

・大豆製品や乳製品でセロトニンを増やす
セロトニンは別名幸福ホルモンとよばれます。
このセロトニンが十分に分泌してくれると精神が安定します。

逆にPMSで気持ちが不安定なのは、このセロトニンが減少しているからです。
そこで、セロトニンと同じ成分の大豆や乳製品を積極的に摂って、
体内のセロトニン量を増やしましょう。

他に、からだは冷えると緊張したり、危機感を覚える傾向にあるようです。
体を冷やさないようにして、暖かくしてゆったりと過ごしてください。

また、良質な睡眠は健全な精神に必要不可欠と言います。
睡眠の質を上げ、心の疲れをきちんと摂ってあげましょう。

取り入れやすいものをご紹介したつもりです。
無理のない程度に実践してみてください。

そして、穏やかに過ごせるようになるといいですね。

真面目な人、神経質な人に症状が出やすいといわれています。
PMSが出る時期だけでも、少し自分を甘やかしてあげてもいいと思いますよ。