長引く腹痛 生理前から始まっていつからが生理痛なの?

■生理の1週間前~生理2日目の下腹部の痛みがつらい

生理がらみで一番多く上がる症状が「下腹部痛」
それも、お腹が下った時のキリキリした痛みじゃなくて、
だるおも~い、にぶ~い、いや~な感覚になる痛み。

私はよく、「お腹で球体の剣山が高速回転してるみたい」と言ってました。
チクチクもするけど、おもったるい痛み。

内側から握りつぶされそうな痛み。
なんとも言えず不快ですよね。

人によっては、痛みで失神することもあるとか。
こうなると「生理痛が辛くて・・」なんてレベルじゃないですね。

生理前や生理の時、なぜ下腹部痛が起こるのか。
これは、子宮の伸縮によるものだといいます。

妊娠の準備として子宮内に用意されていた胎盤(血でできたベッドのようなもの)が、
不要のため剥がれ落ちて排出されるのが生理です。

胎盤を剥がすために子宮が伸縮することで痛みが起きます。
これが生理前の不調や生理痛とよばれるものです。

理屈はわかりましたが、なぜ耐え難いほどの痛みがあるのでしょうか。
痛みの詳しい仕組みや、対処方法などを詳しく見てみましょう。

■ホッカイロ、ロキソニンS、バファリン、漢方薬で対策しているけどイマイチな理由は?

下腹部の痛みの原因が子宮の伸縮で、
その伸縮の弊害になりそうな要因に冷えがある。

ならば鎮痛剤で痛みに、ホッカイロで冷えに対応していれば、
痛みは軽減するはず!

なのに痛みに大した変化が見られないのはなぜ?

いろいろ要因はありますが、
最近わかってきたことの中に、「痛みの記憶」というのがあります。

人は色々と経験して、それを記憶して蓄積していきます。
同じような条件で、同じようなことが起きると、
脳は昔の経験から同じ症状を記憶の中から引っ張り出してきちゃうんです。

なので、もう痛くないのに痛い状態にずっといるとそれが当たり前になる。
以前は生理痛がひどかった人も、本当は改善されているのに、
痛みの記憶があるから痛い気になってしまう。

痛いのはいやだ!と心が思っても、
痛いもんなんだ!と脳が勝手に解釈しちゃう。
これは、痛みを我慢することの多い人によく起こるそうです。

PMSと似てますね。
PMSもまじめな人、几帳面な人、頑張ってる人ほど症状が強い。
痛みの記憶も、我慢強い人ほど記憶の鎖は強い。

もしこの可能性がありそうなら、
痛い時の条件に新しいことを加えてみてください。

痛みが出たら、いつもどおり薬を飲んでホッカイロを貼る。
それに更に、鎮痛効果のある香りのする匂い袋をそばに置く。
この香りでリラックスできると思いながらいつも持ち歩く。

するとだんだん、脳は「生理は痛い」から、「この香りはリラックス」に
上書きされていくそうです。

香りじゃなくても、お茶を飲む、漢方を飲む、温湿布を貼る、
なんでもいいです。
記憶の上書きができることをためしてみてください。

■下腹部痛、腰痛に効くエクササイズ

血の巡りを良くすると痛みの軽減になるというなら、
腰から下腹部を動かすエクササイズで痛みの軽減を図りましょう。

実はこれ、骨盤ダイエットにもなるんですよ。おすすめです。

・骨盤回し
足を肩幅くらいに開きます。
手を開いて左右の骨盤に沿わせます。
膝を伸ばして骨盤を左回り、右回りそれぞれ20回つづ回します。

次に、同じ姿勢で、両膝を軽く曲げます。
肩と胸はできるだけ固定して、骨盤だけを動かします。
初めはスムーズに回せないので、右、後ろ、左、前と突き出すように。
逆回しもそれぞれ20回づつ。

これで、骨盤の位置を矯正して、支えている筋肉を鍛えられます。
そうすることにより、たまった血液や水分がよく流れ、
むくみ防止と伸縮を阻害するものがなくなることによる痛みの軽減に。

これ、結構きつい運動なんです。
しかもなれないと、めちゃくちゃ不格好で人に見せれたもんじゃない。

フラダンスの踊り子さんの腰の動きをイメージすると、
まず間違いなく凹みます。

あまりの動きの悪さにあってる?とか疑いたくなりますが、きっとあってます。
やり始めはそんなもんです。

私は痛い時にこれをやり始めたので、
鏡の前で夢中で腰を振って(?)いる間は痛みを忘れてました。

体調のいい時に少しずつ慣れたほうがいいかなと思います。

■普段の予防法

このエクササイズも十分予防法ですが、
普段の生活の中でちょっと気にするだけで予防になることがあるんです。

・足を組んで座らない
難しい!本当に気が付くと足を組んでるんですよね。
たっている時ですら、足がクロスしてる。
私は組まないために、クッションを抱えたり、タオルをぴったり膝に巻いてました。

・冷やさない
夏場は暑くてエアコンのある空間って天国ですよね。
でもエアコンって結構しんまで冷えてしまうんですって。
なので、直に風が当たらないようにする。
腰回りやお腹まわりは、何か一枚かけておくなどしたほうがいいみたい。

・カルシウムをとる
子宮伸縮をおこすプロスタグランジンの生成を抑えるのがカルシウム。
緩やかな伸縮で痛みを緩和させるためにも、カルシウムは大切。

どうでしょうか。
なんとかできそうなことばかりを集めたつもりなんですが。

あとひとつは、鎮痛剤を飲むタイミングですね。

痛み止めって、その名の通り痛くなってから飲むものと思ってました。
でも、生理前や生理中の痛みに対応させるなら、
痛くなりそう、痛くなり始めに飲まないといけないそうです。

鎮痛剤には精神安定の作用も多少あって、
痛くない、大丈夫と心理的に安心させる効果もあるんだとか。

それがガッツリ痛みに襲われてからだと手遅れなんだそうです。
だったら「痛くなる前に飲む!」とか言ってくれたらいいのにね。

なので、痛み止めを飲むのは、痛くなる前か、なり始め。
薬の種類もそうですが、飲むタイミングも重要だったんですね。