肌荒れケアが効かない!?生理前のひどい肌荒れにはどんな対策が有効なの?

■生理前の肌荒れの場合は産婦人科と皮膚科どっちにいけば良い?

もし肌荒れが生理前にばかり起きるのであれば、
それは婦人科の病気の可能性があります。

よく生理中はニキビが増えるとか、肌質が変わるとか言いませんか?
生理前も同じで、皮膚の問題ではなく、生理との関係があるんです。

肌の再生周期をターンオーバーと言いますが、これは平均で28日周期。
生理周期も、個人差はありますが、平均で28日周期。

この「28日」というのは、体内ホルモンの増幅の周期なんです。

女性ホルモンは主に、「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の2種類に分かれます。
生理前は特に黄体ホルモンの分泌が増量される時期です。

黄体ホルモンの分泌が活発化すると、
肌がオイリーになり、毛穴に皮脂が詰まりやすく、
ニキビや吹き出物と言った肌トラブルが起こりやすくなります。

もし常に肌のコンディションが悪い、
ニキビや吹き出物がずっと繰り返されていると言った状態なら、
それは肌そのものの原因で起こっていると考えて皮膚科に行くのがベストです。

しかし先程も言ったように、肌トラブルが生理前に集中するなら、
それはホルモンの影響を受けているので、婦人科の管轄になります。

時期が限定されての肌トラブルなら、一度婦人科へ相談にいってみてください。
きっと治療方法はあるはずです。

■ニキビ対策のサプリや化粧水をつけても効果がないのはホルモンバランスが乱れているから

生理前の肌トラブル対策として、サプリや化粧水をつけても効果が無い。

それは、ホルモンバランスが原因の肌トラブルですから、
体内のホルモンバランスを整えるケアをしないと根本的な解決ではありません。

だからといって、ケアをしても無意味かというとそれはちがいます。
生理前の肌のダメージが出やすい時期だからこそ、
肌ケアはとても重要なんです。

そこで必要なケア方法をまとめました。

・保湿
生理前の肌はオイリーで、そこにさらに保湿用の乳液とか無駄じゃない?
と思って、ひたすらドライにしようとケアしたりしてませんか?

オイリーになるのは、肌の中に水分が足りないから。
それを油分で補っているだけなんです。

オイリーな時こそ、十分な保湿ケアが必要なんです。
そして気になるようなら、あぶらとり紙で油分は軽く拭き取りましょう。
ゴシゴシやると肌が傷ついてしまうので、優しくが基本です。

・紫外線対策
肌が敏感になって、過剰な皮脂の分泌が肌トラブルの元になっているので、
当然、肌を刺激する紫外線対策も入念に。

この時期紫外線を浴びすぎると、あっという間に黒ずみとして残ってしまうので、
ニキビなどの肌トラブル以上に厄介な結果になってしまう可能性もあります。

・新作を試すのは生理後に
新しい化粧水、乳液、化粧下地やその他化粧品を使いはじめるのは、
生理後の肌が安定してからにしましょう。

肌が過敏になっているところで、今までと違う成分が入ってくると、
過剰反応する可能性もあります。

肌のコンディションが悪くなることで、
本当は肌にあっていたのにだめなんだと使えなくなってしまうことも。

これらを気をつけて、生理前のお肌を大切に守りましょう。

■生理前と肌トラブルに共通する病気

生理前のホルモンバランスが、肌トラブルの原因と分かりました。
実は、この生理前の肌トラブルには、他の病気が隠れているかもしれないんです。

生理前、肌荒れに注意がいってしまって、
同じ時期に繰り返す、他の症状はありませんか?

例えば、頭痛、腰痛、むくみなどの体の不調や、
イライラ、落ち込み、不安などの心の不調はどうでしょうか。

もし肌荒れと同時期にこれらの症状が起こるようなら、
「月経前症候群(PMS)」という病気の可能性もあります。

この病気の症状は様々で、一般的なものとして、
身体的症状・・腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、不眠など
心理的症状・・いらだち、落ち込み、不安、恐怖など

体にも心にも症状が出る、それがPMSという病気なんです。

はっきりとした原因はわかっていませんが、
ホルモンバランスが関係しているということは確実なようです。

そして、肌荒れもそのホルモンが関係していますよね。
なので、生理前の肌荒れはただの肌荒れとちがい、
PMSの症状の一つと考えられなくもないということです。

なので、もしも肌荒れと同時に他の不調があるのであれば、
PMSを疑って、すぐに婦人科を受診することをおすすめします。

■PMSからくる肌荒れの対策

もしもあなたの肌荒れがPMSの症状の一つなら、
PMSの治療をしないと肌荒れは改善されません。

そこで、特に肌荒れの改善にいいPMSの治療法をご紹介します。

・水分をとる
PMSの症状にむくみがあると言いましたが、このむくみを摂るためにも、
水分は積極的に摂るようにしましょう。
それも冷水ではなく、できたら常温が温かいお茶がいいでしょう。

・軽めの運動
水分をとっても動かなければむくみにつながり、むくめば肌の代謝も落ちます。
ストレッチやマッサージでもいいので、軽い運動を取り入れましょう。

そうすることで血行が良くなり、代謝があがり
むくみ改善やターンオーバーが活性化されます。

・質の良い睡眠
PMSの症状に不眠がありますが、良い眠りは良い肌づくりの基本です。
特に夜20時から深夜2時までは、成長ホルモンが分泌されるので、
肌のターンオーバーも一番活性化する時間です。

この時間にぐっすりと眠ることが、肌ケアには大切なことです。
寝付きが悪ければ、ラベンダーなどの香りを枕元に置いて、
気持ちをリラックスさせるといいかもしれません。

これらは自宅で簡単に出来る方法です。
次は、病院を受診して処方してもらう方法です。

・低用量ピル
ホルモンバランスを整え、増幅を緩やかにしてくれます。
副効果として、定期的な生理や生理痛の軽減などが挙げられますが、
実はホルモンが整うので、肌ケアにも最適なんです。

・漢方薬
市販でもてにはいりますが、市販品は処方品の50%程度の成分しか配合されていません。
効果をなるべく速く、確実に実感したいのであれば、
漢方薬局で処方してもらうのが一番です。

いかがでしょうか。
唯の肌荒れが、実は婦人病が隠れていたなんて驚きですね。

一度ご自身の肌荒れの状態や、それ以外の不調をメモしてみて、
傾向を見てみるのもいいかもしれません。

そして肌荒れとともに他の不調も起こっているならば、
一度婦人科の診察を受けることをおすすめします。

根本理由をきちんと抑えて、的確なケアをしましょう。