市販されているツムラの漢方。生理前の症状に効果はあるの?

■生理前のイライラや体調不良にツムラの漢方はどお?

ツムラといえば有名な漢方薬メーカーですが、
そのツムラが販売している漢方の中には、
生理前のイライラや体調不良に効果のあるものもあります。

代表的なのが、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」です。
体力のない、特に女性向きとされていて、
冷え性、不眠、イライラや情緒不安定な症状に効果的で、
婦人病で漢方が処方されるときは、まずこれといってもいいほどです。

また、体力がある、体格がいい人には、
「桂枝茯苓丸料(けいしぶくりょうがんりょう)」を処方することもあります。
加味逍遥散と同じような効果がありますが、
漢方の場合、体力体格によって薬を使い分けるので、こちらになります。

身体的な症状の緩和には、
「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」が有効です。
頭痛、腰痛、むくみ、冷え、肩こりなどの症状に効果を発揮します。

西洋薬のように、即効性はありませんが、
副作用の心配がほとんどなく、ゆっくりと体の体質改善にはたらきかけてくれます。

そのため、漢方薬が合わない人も中にはいます。

同じ効果でも体力の差、体格の差、体質の差で効果の程は変わります。
一つが合わないからとあきらめないで、数種類をためしてみてください。

また、漢方薬の効果を実感できるまで、
最低でも1ヶ月は服用を続けるようにしてください。

■ツムラの漢方の口コミ

薬局でも購入できるツムラの漢方薬。
飲んでいる方たちの評価はどうなんでしょうか。

・36歳 虚弱体質
疲れやすく、すぐにめまいがしてしまうのでツムラの漢方を服用。
一ヶ月くらいでだいぶ症状は改善され、2ヶ月後には、
不順だった生理は順調に、生理前の頭痛や疲労感もだいぶ軽くなりました。
ちょっと高い気もしますが、続けていきたいです。

・45歳 専業主婦
生理前になるとなんにもやる気が起きなかった。
専業主婦なので家事をさぼるなんてありえないと思い、
無理をしていたらある日、布団から起き上がれなくなってしまった。

更年期かと婦人科を尋ねたらPMSと診断され漢方薬を処方。
翌月にはなんとなくだるさは残るものの家事に影響はなし。
もうしばらく飲み続けて様子を見ようと思う。

・25歳 OL
生理前の体調不良が気になって病院に言ってみたらPMSだといわれました。
薬はあまり好きではなかったので、漢方薬を処方してもらいました。

飲んでも「効いてる?」くらいの変化しかなかったので、
漢方専門の薬局に相談に行くと、
「ツムラの漢方は3倍飲むくらいでちょうどいい」とのことでした。

確かに3倍量のむと効果がある気がするんですが、大変で。
結局専門薬局で別に処方してもらった漢方を飲んでいます。

効果の程は人それぞれのようですが、
最後の方は、不思議なコメントでしたね。

ほかの漢方専門の調合師さんのサイトでも、
「ツムラの漢方は3倍のめ」とありました。

病院の先生の講演会でも、
「ツムラの漢方で効果を実感したいなら3倍程度飲まないと」
とおっしゃっている先生がいるほど。

なぜこんなことがあるんでしょうか。

■調合された漢方と市販品の漢方のちがいは?

西洋薬でも薬剤師限定の取り扱いと一般販売の薬とありますね。
漢方薬にも同じようなことがあるんです。

漢方は自然の成分で作られているので、
西洋薬にくらべると副作用は少ないといわれています。

実際、いろいろな薬との飲み合わせも問題はあまりありません。
しかし全くないわけではないんです。

一番多く出る副作用としては、腹痛や下痢。
そこまでいかなくても、トイレがとても近くなることはあります。

そこで、市販されている漢方には、含有成分を抑えてあります。
効き目は感じられるようになっていますが、
多少、配合成分の濃度を抑えて作られているんですね。

わかりやすく、とても端的にいうと、
お蕎麦屋さんで食べるそばが処方された漢方で、
スーパーの袋麺が市販されている漢方といったところでしょうか。

スーパーの袋麺はどのスーパーでかっても同じものですね。
でもお蕎麦屋さんはそこ独特の味わいがあります。
それが、漢方を調合する調合師さんの腕でもあるんです。

後は、漢方の原料のちがいもあると言えますね。

美味しいおそばで有名店になりたい。
お客さんに喜んでもらいたいと思ったら、原料にもこだわります。
美味しければ多少高くても、食べたいですよね。

でも袋麺は、一定価格で販売することのほうが大切なので、
どうしてもお店よりも原料は安価なものになってしまいます。

これも漢方の効果のちがいになってしまう原因ですね。

市販の漢方で効果が感じられなかったら、
一度専門店で個別に調合してもらったものを試すのもいいかもしれません。

■調合薬が欲しかったらどこにいけばいい?

ならば、漢方のブレンドをしてくれるところはどこなんでしょうか。
街の調剤薬局で漢方の処方もしてくれるのでしょうか。

まず、電話帳で漢方治療をしている病院を探すことは出来ません。
それは、漢方治療を看板に記載する、その他広告を出すことを、
法律で禁止しているからです。

そのため漢方治療院を探すには、街の口コミサイトや歩いて探すなど、
結構な手間がかかってしまうんです。

それ以外に、市販ではない漢方を手に入れるには、
漢方薬局を訪れるのがいいかもしれません。

治療院ではなく、あくまで漢方を取り扱う薬局なので医師はいませんが、
漢方専門の調剤師さんによって、個人にベストな配合をしてくれます。

漢方薬局であれば電話帳にも乗ってますし、
ネットで漢方取扱店と検索するとたくさん出てくると思います。

調剤師さんはそれぞれの技量によるので、
もし薬が合わなかったり、調剤師さんとのフィーリングが合わなければ、
他の薬局へ変更することをおすすめします。

漢方は、その特徴から最低でも一ヶ月は飲み続けないといけません。
しかも保険がきかないことのほうがおおいので安いものではありません。

無理の飲み続けるよりも、自分に合う人を見つけるほうが、
長く続けられ、効果もより得られると思います。

ぜひ一度、漢方薬局を訪ねてみてください。

イライラに効果的な漢方は?生理前の症状に当帰芍薬散って効くの?

■当帰芍薬散の口コミを調べてみた

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)って聞いたことありますよね。
これって、漢方薬の名前なんです。

婦人病の治療に時々処方されますが、PMSの症状改善にも効果的といいます。
服用している人たちは、どんな感想を持っているんでしょうか。

・39歳主婦
PMSによるイライラを何とかしたくて飲み始めました。
2ヶ月続けて、イライラの改善はあまり効果がありませんでしたが、
痛くなるほどの冷えやむくみ、ニキビにはばっちり効果が。
匂いがセロリに似た匂いで苦手ですぐが、飲み続けたいと思います。

・42歳女性
PMSの症状の一つ、自律神経の改善のために飲んでみましたが、
私にはあいませんでした。
もともとアルコールや油物で胃もたれをする、
レストランの氷入りのお水で下痢をする、胃腸の弱い体質なので、
効果が現れる前に、副作用で緊急ストップ。
漢方にも副作用があるんだなと実感しました。

・36歳女性
PMS改善のために服用してます。
本当はイライラを治したかったけど、それには効かず、
むくみや冷え、頭痛や生理痛が軽くなった気がする。
もともと便秘気味だったのが、かなり改善されたのは、
ひょっとしたら副作用のせい?かもしれませんが、良い方に効いてくれました。
これからも続けたいです。

思惑と違う効果があった方が多そうですね。
あとは、お腹が緩くなったということもあるようです。

でも、PMSの症状の一部にはとても効果があったと評価が上がっているので、
治療薬の一つとして候補に上げるのはいいのかもしれません。

■生理前のイライラに当帰芍薬散は効果ある?

多少の好みはあるようですが、PMSの症状緩和に効果のあるこの漢方。
一体どんな症状に効くんでしょうか。

・当帰芍薬散の働き
血行を良くし体を温め、貧血の改善に効果があります。
また、痛みを和らげたり、ホルモンバランスを整える効果もあります。

・当帰芍薬散の特徴
女性の聖薬ともいわれるほどに、婦人病の治療に適した漢方です。
6つの生薬から構成されていて、それぞれが生理痛やむくみに効果のあるものです。
また、不妊や更年期の治療にも処方されます。

・当帰芍薬散の注意点
胃腸がとても弱い、食欲不振、吐き気、下痢などを起こしやすい人は、
服用には十分な注意が必要です。

どうもイライラや精神安定を目的としてではなく、
むくみや冷え、痛みなどの身体的症状に効果があるようですね。

ただ、漢方薬は比較的副作用の無い薬と言われていますが、
人によっては胃のむかつきや吐き気、腹痛を感じる人もいます。

胃腸が弱い、吐き気や下痢を起こしやすい人には、それが出やすいので、
処方まえに相談されるといいでしょう。

■生理前のイライラに効果的な漢方は?

当帰芍薬散は、PMSのイライラ緩和にはあまり効果が無いことが分かりました。
では、イライラや精神的な症状に効果的な漢方は何でしょうか。
いくつか集めてみました。

・加味逍遥散
病院でイライラや気分の落ち込みに処方されるのは、まずこの漢方です。
肩こり、疲れ、精神不安定、冷え、不眠などに効果がある漢方です。

・桂枝茯苓丸料
効果としては、加味逍遥散と同様の効果が期待できます。
ちがいは、服用する人の体力のちがいです。
加味逍遥散は、体力のない、小柄な女性に処方されます。
こちらは、比較的体力のある、体格のいい女性向きとされています。

・逍遥丸
冷え、虚弱、生理不順、生理異常、不眠、精神安定に効果的。
更年期症状の緩和に処方されることがあります。

・抑肝散
うつ状態のような気分とは逆に、興奮しやすい、八つ当たりをするなど、
他人に対して攻撃的な気分になる精神疾患に効果があります。

漢方には副作用として、胃腸に変調を来す場合があります。
先の口コミでもお腹が緩くなったという人がいましたよね。

加味逍遥散は、そんな虚弱体質な方でも比較的安心して飲める漢方です。
だからまず、婦人科ではこれが処方されるのかもしれません。

これで効果を実感出来ない、体に副作用も出ないとなると、
徐々に効果の強いもの、別の漢方をと切り替えていく方法を取ります。

■生理前の身体的な症状に効く漢方は?

イライラや八つ当たりなどの情緒不安定な状態に効果的な漢方はわかりました。
では、身体的な症状に効くものはほかにあるんでしょうか。

・婦宝当帰膠
モデルや芸能人も愛用している人が多いことで話題の漢方。
血流を良くし、冷えやむくみを改善。
頭痛、腰痛、肩こり、貧血、めまいなどにも効果的。

・桃核承気湯
比較的体力のある人向け。
便秘、腰痛、頭痛、めまい、肩こりなどの症状に。

・半夏白朮天麻湯
胃腸虚弱で、手先、足先の末端の冷え、頭痛、めまいなどに。

こうしてみてみると、身体的な症状緩和に効果的な漢方は、
すべて血流を良くする効果があるものばかりなんですね。

血の巡りをよくして、冷え、めまい、むくみを治す。
血管のつまりが原因でおこる頭痛や腰痛の緩和。

まさに漢方の考え方である「気」「血」「水」のうちの、
「血」に効果のあるものばかりが集められたといった感じです。

同じ効果のある漢方でも、飲む人の体格、体力によって変わる。
複合している症状によっても変わる。

ぜひ一度漢方薬局へ行って診てください。
いろいろと問診はあると思いますが、自分にあうオリジナルを
調合してくれるはずですよ。

漢方薬の加味逍遥散って生理前の症状に効果あるの?

■生理前のイライラに加味逍遥散は効果ある?

加味逍遥散(かみしょうようさん)は、漢方薬の一種です。

PMSの症状の一つである、
気が滅入る、疲れやすいなどに効くとされています。

PMSの薬による治療方法は、ピルなどの西洋薬治療と漢方薬治療があり、
加味逍遥散は、その時に必ずといっていいほど処方される漢方です。

病院の処方薬にもなっているほどのものですから、
当然効果は実証済みのはずですね。

でも、漢方薬治療にはひとつ問題が。
体質によっては、漢方薬治療が向かない人がいるということ。

西洋医学のように、強制的に体にいうことをきかせるるのではなく、
徐々に、体質を改善して症状を緩和していくのが漢方の治療の仕方です。

なので、漢方の効き方が体質にあわないと、いつまでも症状の緩和は見られず、
逆に合う人は、服用後すぐに効き目を実感出来る人もいるんです。

もし病院で加味逍遥散のような漢方を処方されたら、
まずは1ヶ月、続けてみてください。

全く変化がない、逆に悪化した等の場合は、
漢方が合わなかったとして、ほかの漢方薬を処方するか、
漢方治療そのものを中止することになると思います。

■加味逍遥散の口コミを調べてみた

では、加味逍遥散を服用している人たちに口コミを集めてみました。

服用を続けているということは、
少なからず効果を実感できているということ。

どのように効果が現れて、副作用などの問題はないのか見てみましょう。

・30代女性
生理前はイライラや情緒不安定、不眠、疲れなど体調は最悪。
動けなるほどの辛さじゃないのが余計に辛くて、鬱にもなりかかってたかも。
そこで主人がPMSに効くらしいと買ってきてくれた漢方がこれ。

飲み初めて最初のPMS時期は、確かに不快な感じは残りつつも、
当たり散らすようなこともなく、ちょっとだるい?くらいに。

副作用としては腹痛がたまにあるくらいでほとんど気になりません。
PMSがこんなに軽くなるなら、面倒でも飲み続けたいです。

・50代女性
10年以上服用を続けています。
飲んでいるときはなんともないのに、平気そうだと飲まずにいると、
あの婦人科系の気分の悪さが襲ってきます。

ただ最近腹痛と下痢がひどくなり、婦人科の先生に相談したところ、
長期の服用でそのような副作用が出ることがあるとか。

今は漢方を変えて症状の緩和に務めていますが、
加味逍遥散のあの効き目を思うと、戻りたい気分にもなります。

効果はやはりあるようです。
ただし、お腹に副作用が出るようですね。

くわしく調べたところ、
胃の不快感、食欲不振、下痢、便秘、腹痛などがあるようです。

ただしこれらが現れるのは、長期服用した場合のようで、
飲み始めてすぐにこれらの症状が現れた場合は、
副作用というより、体質にあわないと考えたほうがいいようです。

■そもそも漢方って何?

中国を発症とする、植物、動物、鉱物などから作られた薬のこと。
民間薬と違い、漢方は2種類異常の生薬を配合して作られています。

漢方の考え方として、人は「気」「血」「水」が整って初めて健康になる。
不調をきたした体も、この3つを整えれば改善するという考え方。

「気」は、活力。生命活動エネルギー。
「血」は、血液。血流によって運ばれる栄養素や酸素。
「水」は、血液以外の液体。

イライラや精神の不安定な状態は気が乱れているから。
頭痛、肩こり、腰痛は血の巡りが悪い。
むくみ、吐き気、めまいは、水が濁っているから。

それぞれの症状似あわせて、乱れているものを整える。
それが漢方薬の処方の仕方なんです。

PMSの症状緩和としてよく処方されるのは、
「気」と「血」を整える効果のある漢方。

精神的な症状は「気」に効く生薬で整え、
肉体的な症状は「血」に効く生薬で整えるのが一般的な方法です。

最初に話題に上がった、加味逍遥散はどの分類になるのでしょうか。

疲れやすく、イライラや精神の不安定なときに処方されることから、
「気」の分類に属します。

同じ疲れやすさでも、イライラするような精神的な症状ではなく、
むくみや冷えといった身体的症状がつよく出る場合は、
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)が処方されます。

では、これらの漢方の他に、PMSに効果的なものはあるんでしょうか。

■生理前のイライラにきくほかの漢方は?

ほかに、PMSの症状を緩和してくれそうな漢方が以下のとおりです。

・頭痛、腰痛、肩こりなど痛みに効く漢方
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

・むくみ、不眠、不安
女神散(にょしんさん)
抑肝散(よくかんさん)
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

ほかにも細かくいろいろありますが、代表的なのはこんなところでしょう。

漢方薬を手に入れる際の注意点ですが、
漢方薬は処方なしでも薬局で購入することが出来ます。
ただし、内容成分は50%程度と低く調整されています。

本来漢方薬は、専門の薬師がその人の体力、体格、体質を見極めて調合します。
そのため、西洋薬のように症状に対して一種類の薬というわけではありません。

副作用もほとんど心配は入りませんが全くないとも言えないため、
一般薬の成分は、多少抑えられているんです。

なので、もし本格的に漢方治療を始めようとお考えなら、
ぜひ専門の薬師さんのいるところへ行くことをおすすめします。

薬屋さんですが、お医者様のような方でもあります。
症状を話し、多少の問診に答えると、専用の漢方を調合してくれるでしょう。

もしそれが合わなければ、そのように相談をすれば、
また調合をやり直してくれるはずです。

ただ、漢方は最低でも1ヶ月は飲み続けないと効果の程はわかりません。
また、体格や体力によって、同じ症状でも処方される漢方がちがいます。

ここで上げた生薬が含まれていないから効かないのではなく、
貴女にあった生薬を選んでくれていると思ってください。

ピッタリの漢方が見つかれば、
きっとPMSの症状も改善してくれると思いますよ。