寒気や吐き気が生理中はとくにひどい|なんとか対策を取れないものなの?

■生理中の寒気や吐き気をなんとかしたい

毎月やってくる生理。
少なくても3日間くらいは、不快な日々が続きますよね。
長い人なんて10日以上なんて人もいるとか。

まず生理中の不快な症状としてあげられるのが「生理痛」。
子宮の伸縮により激しい痛みで起き上がれないほどの痛みに襲われることも。

他によく聞くのが「寒気」と「吐き気」ですね。

出血をしているので、血が足りなくて寒気がするんだろうとか、
激しい腹痛からくる吐き気は、鎮痛剤で何とかするしか無い、
とか思ってませんか?

それ、間違ってますから。

そもそも生理中の不調の原因は、よっぽどの病巣があるとかではない限り、
ホルモンのバランスが変動することによって引き起こされます。

女性ホルモンは、大きく卵巣ホルモンと黄体ホルモンに分かれていて、
一ヶ月間でこの2種類のホルモンの増減が行われます。

卵巣ホルモンは美容ホルモンともいわれ、
生理終了から排卵までの間は、肌ツヤよく女性らしさが現れます。
この時は、ダイエットにも向いているといわれる時期ですね。

逆に排卵後は黄体ホルモンが増えだし、妊娠に体が備え出します。
母性が強くなるので、感情が揺れやすかったり、
これから出来るかもしれない赤ちゃんのために栄養を溜め込もうとします。

この黄体ホルモンの影響で、生理前や生理中に様々な不調が起こるのです。

■若いからホルモンバランスが安定しないと医者に言われたけど本当?

このホルモンの変動は、初潮が始まってから閉経するまで繰り返されます。

若い頃は、体がまだホルモンの変調に慣れていないので体調を崩しやすくなります。
しかし若いので体力も柔軟性もあり、それほど問題視しない場合が多いです。

また、体の機能的にも若い頃は安定をしません。
骨格が定まらない、臓器の大きさが落ち着かない状態の時は、
当然分泌されるホルモン量も安定しないので、治療は難しいのが現実です。

この安定までの時期はそれぞれで、
初潮が始まった歳、体格、体質によって一概に何時から安定しますとは言えません。

大体の目安として、20~25歳を過ぎると、ほぼ安定してくるだろうといわれ、
この頃から、月経困難症などの治療も本格的に受けることが出来ます。

なので、生理中の寒気や吐き気を何とかしたいと病院を受診しても、
根本治療の前に、ホルモン療法を試すよういわれることもあります。

それは、ホルモンバランスがまだ安定していないので、
まずホルモンの安定をさせることが先決だからということです。

■それってPMSかも?

また、もう一つ考えられることとして、「月経前症候群」があります。

生理中の不快感なのに、なぜ生理前の病気を上げるのかというと、
この月経前症候群(PMS)というのは、
場合によっては生理中まで続くことがあるからなんです。

生理前からなんとなく寒気がする。
戻すほどじゃないけど、喉奥に違和感があって吐き気がする。

これは、PMSの症状でもあるんです。

これは、私のパターンですが、
生理1週間前くらいから風邪のような症状。
寒気、だるさ、頭痛、ときに喉のイガイガも。

徐々に症状がひどくなって、生理3日前くらいにはイライラと落ち着かない。
その攻撃的な感情を抱えたまま、生理が始まると生理痛で意気消沈。

でも寒気と吐き気は、生理痛が和らぐ生理3日目くらいまで続く。
生理4日目くらいには出血も少なくなり、地獄の10日間が終了。

婦人科での診断結果は、PMSと月経困難症でした。
寒気、だるさ、頭痛、喉、イライラはPMS。
生理痛と吐き気が月経困難症。

症状が続いていると、根本原因がわかりにくい。
間違った治療ではいつまでも治らない。

生理に絡む体調の不調は、本当に生理が原因なんでしょうか。
症状の緩和を求めるためにも、一度きちんと医師の診断を受けてみませんか。

■寒気や吐き気の対策

寒気や吐き気の原因がホルモンバランスの変調だとしても、
寒気や吐き気を引き起こしている要因は別にあります。

それは、冷えです。

体が冷えると血液も冷たくなります。
冷たい血液が体を回るので寒気が起きます。

体が冷えるといろいろなところで機能不全が起きます。
当然胃も動きが悪くなり、胃液の消化ができなくなり吐き気が起きます。

面倒だから、暑いからとシャワーで済まさずになるべく湯船に浸かる。
せめて半身浴で、冷えを取りながら血行を良くする。

寝るときは、靴下を重ね履きして冷えを予防する。
チョコレートやアルコールは体を冷やすのでなるべく食べないようにする。

カフェインも摂り過ぎは生理痛に良くないので気をつける。
生姜や、カプサイシン豊富な唐辛子で体内から温めるのも有功です。

外出先では、低温やけどに気をつけながらお腹や腰にカイロを貼る。
エアコンなどの冷気を直接浴びないように、何かを羽織っておく。

普段できる冷え対策は沢山あります。
汗をかくほどの体温上昇はやり過ぎですが、
ほんわかする程度に体を温かい状態にしておくことは大切です。

ぜひ体を冷やさないようにして、
寒気や吐き気の根本治療を始めてみてください。