ひどい便秘もスッキリ解消 生理前の便秘に効く食べ物やサプリ

■生理前1週間前になると全然お通じがない。

生理前の便秘は、PMSの症状でも代表的なものの一つです。

もともと女性の体は、便秘になりやすい作りをしているともいわれます。
骨盤が広いため、腸がそこに入り曲がりくねった状態になりやすいことや、
筋力が弱く、排便のいきみが弱いことが原因とされています。

さらにPMSで便秘の症状がでてしまうと、
改善も一筋縄ではいかなくなってしまうことも。

まずは、なぜ生理前に便秘になりやすいのか幾つか原因を上げてみました。

・貯めこみ期間
生理前は、体が水分を溜め込もうとする期間です。
なので、便秘の他にむくみなどの症状も合わせて起こることが多いです。

水分が足りない、もしくは、便からも水分を吸い取ってしまうので、
便が硬くなり排泄しにくくなってしまう。

また、水分をためてむくみが起こると、腸もむくみのせいで動きが鈍くなります。
すると、排便がスムーズに行われずに便秘になってしまうんです。

・ホルモンの指示
プロゲステロンというホルモンが、子宮の伸縮を抑制しようと働きかけます。
すると、その近くにある腸にも影響がでてしまい、
腸の伸縮が抑制されて便秘になってしまうんです。

ほかにも、自律神経の不調や子宮の抑圧などもありますが、
わかりやすく作用している原因はこの2つになります。

■下剤を毎回飲むのは危険な理由

便秘が続くと、腸内の悪玉菌が活発化してガスが溜まり、
お腹が張って苦しかったり、痛みを伴うこともありますよね。

おならがくさいのも悪玉菌が原因です。

早く何とかしたいと、まずやるのが「下剤の飲む」。
でもこれ、やり過ぎるととっても怖い副作用が待っているんです。

・下剤依存症
アルコール依存や鎮静剤依存など、●●依存ってよく聞きますよね。
ドラッグ依存なんて、完治は一生無理だとまでいわれるほどの強い依存性です。

下剤にも依存症になる可能性があるんです。

下剤依存性になってしまうと、何が一番怖いかというと、
自力での排便が困難になってしまう可能性があるということです。

下剤の刺激によって腸が活発化するということが常用的になると、
その刺激なしには腸が動かなくなってしまいます。

ここまでひどくなくても、体は刺激に徐々に慣れていきます。
すると、効果を得るにはもっと大量の下剤や、強い刺激が必要になります。
こうしてどんどん下剤の量や強さが強くなっていくのが下剤依存症です。

・大腸メラノーシス
刺激性の下剤の場合、腸へ刺激を与えて強制的に動かすことで、
排泄を促すというものです。

刺激を与え、強制的に腸を動かすわけですから、
当然腸にはそれなりのダメージが残ります。

使用頻度がごくたまにであれば、ダメージは完璧に修復され問題はありませんが、
頻度が多いと、ダメージの回復前にさらなるダメージを追うことになります。

ダメージを受け続けた大腸は黒ずみ、やがてその機能を失います。
こうなることで更に便秘がひどくなってしまうんです。

そしてひどくなった便秘に更に刺激性の下剤で鞭を打つと、
最終的に大腸はその機能を全て失ってしまうことになってしまいます。

下剤はあくまでも対処療法です。
何度も便秘になるようなら、根本治療をするようにしないと、
取り返しの付かないことになってしまうかもしれません。

■薬以外の対処法

下剤は、本当に困ったときの最終手段として取っておくとして、
まずは、自分でできる対処法を行ってみましょう。

・メンタ湿布
お湯にハッカ油(ミントオイル)を数滴垂らし、タオルを浸します。
しっかり浸したらよく絞り、下腹部にあてて温湿布します。

仰向けになって、タオルが冷えないように上から乾いたタオルでおおい、
タオルが冷たくなったら終了です。
老人ホームなどでよく行われる療法です。

・のの字マッサージ
おへそからひらがなの「の」野路を書くようにマッサージします。
メンタ湿布のあとに行うと効果的です。

仰向けになり膝を立てます。そうすることで腹筋が緩み効果が上がります。
両手で優しく20回ほど行います。

・水分補給
便秘の時にはむくみも起こると言いましたが、
そのむくみを気にして水分をとらないでいるのは逆効果です。

朝起きてから、1~2時間ごとにコップ1杯程度の水分補給は便秘に効果的。
マグネシウム・カリウムを多く含む硬度の高いミネラルウォーターが◎。

■お通じに効く食事やサプリ

それでもだめなら、薬をのむ前に食事やサプリで対処しましょう。

ヨーグルト&オリゴ糖
水溶性食物繊維(海藻、果物など)
不溶性食物繊維(イモ、豆、野菜など)

ヨーグルトなどの乳酸菌が腸内で善玉菌として働いてくれるのは有名です。
オリゴ糖はその善玉菌の栄養素になるんです。

水溶性食物繊維は、水分を抱えゲル状になり便を柔らかくする働きをします。
不溶性植物繊維は、原型をとどめつつ腸まで行くと、水分を含み膨張。
そのため便容積が増え、腸を刺激して便意を誘発します。

プルーンは、水溶性と不溶性の食物繊維が50%づつある、
とてもバランスのいい食べ物です。

もし便秘がちならば、ぜひ積極的に食べてみてください。