漢方薬の加味逍遥散って生理前の症状に効果あるの?

■生理前のイライラに加味逍遥散は効果ある?

加味逍遥散(かみしょうようさん)は、漢方薬の一種です。

PMSの症状の一つである、
気が滅入る、疲れやすいなどに効くとされています。

PMSの薬による治療方法は、ピルなどの西洋薬治療と漢方薬治療があり、
加味逍遥散は、その時に必ずといっていいほど処方される漢方です。

病院の処方薬にもなっているほどのものですから、
当然効果は実証済みのはずですね。

でも、漢方薬治療にはひとつ問題が。
体質によっては、漢方薬治療が向かない人がいるということ。

西洋医学のように、強制的に体にいうことをきかせるるのではなく、
徐々に、体質を改善して症状を緩和していくのが漢方の治療の仕方です。

なので、漢方の効き方が体質にあわないと、いつまでも症状の緩和は見られず、
逆に合う人は、服用後すぐに効き目を実感出来る人もいるんです。

もし病院で加味逍遥散のような漢方を処方されたら、
まずは1ヶ月、続けてみてください。

全く変化がない、逆に悪化した等の場合は、
漢方が合わなかったとして、ほかの漢方薬を処方するか、
漢方治療そのものを中止することになると思います。

■加味逍遥散の口コミを調べてみた

では、加味逍遥散を服用している人たちに口コミを集めてみました。

服用を続けているということは、
少なからず効果を実感できているということ。

どのように効果が現れて、副作用などの問題はないのか見てみましょう。

・30代女性
生理前はイライラや情緒不安定、不眠、疲れなど体調は最悪。
動けなるほどの辛さじゃないのが余計に辛くて、鬱にもなりかかってたかも。
そこで主人がPMSに効くらしいと買ってきてくれた漢方がこれ。

飲み初めて最初のPMS時期は、確かに不快な感じは残りつつも、
当たり散らすようなこともなく、ちょっとだるい?くらいに。

副作用としては腹痛がたまにあるくらいでほとんど気になりません。
PMSがこんなに軽くなるなら、面倒でも飲み続けたいです。

・50代女性
10年以上服用を続けています。
飲んでいるときはなんともないのに、平気そうだと飲まずにいると、
あの婦人科系の気分の悪さが襲ってきます。

ただ最近腹痛と下痢がひどくなり、婦人科の先生に相談したところ、
長期の服用でそのような副作用が出ることがあるとか。

今は漢方を変えて症状の緩和に務めていますが、
加味逍遥散のあの効き目を思うと、戻りたい気分にもなります。

効果はやはりあるようです。
ただし、お腹に副作用が出るようですね。

くわしく調べたところ、
胃の不快感、食欲不振、下痢、便秘、腹痛などがあるようです。

ただしこれらが現れるのは、長期服用した場合のようで、
飲み始めてすぐにこれらの症状が現れた場合は、
副作用というより、体質にあわないと考えたほうがいいようです。

■そもそも漢方って何?

中国を発症とする、植物、動物、鉱物などから作られた薬のこと。
民間薬と違い、漢方は2種類異常の生薬を配合して作られています。

漢方の考え方として、人は「気」「血」「水」が整って初めて健康になる。
不調をきたした体も、この3つを整えれば改善するという考え方。

「気」は、活力。生命活動エネルギー。
「血」は、血液。血流によって運ばれる栄養素や酸素。
「水」は、血液以外の液体。

イライラや精神の不安定な状態は気が乱れているから。
頭痛、肩こり、腰痛は血の巡りが悪い。
むくみ、吐き気、めまいは、水が濁っているから。

それぞれの症状似あわせて、乱れているものを整える。
それが漢方薬の処方の仕方なんです。

PMSの症状緩和としてよく処方されるのは、
「気」と「血」を整える効果のある漢方。

精神的な症状は「気」に効く生薬で整え、
肉体的な症状は「血」に効く生薬で整えるのが一般的な方法です。

最初に話題に上がった、加味逍遥散はどの分類になるのでしょうか。

疲れやすく、イライラや精神の不安定なときに処方されることから、
「気」の分類に属します。

同じ疲れやすさでも、イライラするような精神的な症状ではなく、
むくみや冷えといった身体的症状がつよく出る場合は、
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)が処方されます。

では、これらの漢方の他に、PMSに効果的なものはあるんでしょうか。

■生理前のイライラにきくほかの漢方は?

ほかに、PMSの症状を緩和してくれそうな漢方が以下のとおりです。

・頭痛、腰痛、肩こりなど痛みに効く漢方
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

・むくみ、不眠、不安
女神散(にょしんさん)
抑肝散(よくかんさん)
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

ほかにも細かくいろいろありますが、代表的なのはこんなところでしょう。

漢方薬を手に入れる際の注意点ですが、
漢方薬は処方なしでも薬局で購入することが出来ます。
ただし、内容成分は50%程度と低く調整されています。

本来漢方薬は、専門の薬師がその人の体力、体格、体質を見極めて調合します。
そのため、西洋薬のように症状に対して一種類の薬というわけではありません。

副作用もほとんど心配は入りませんが全くないとも言えないため、
一般薬の成分は、多少抑えられているんです。

なので、もし本格的に漢方治療を始めようとお考えなら、
ぜひ専門の薬師さんのいるところへ行くことをおすすめします。

薬屋さんですが、お医者様のような方でもあります。
症状を話し、多少の問診に答えると、専用の漢方を調合してくれるでしょう。

もしそれが合わなければ、そのように相談をすれば、
また調合をやり直してくれるはずです。

ただ、漢方は最低でも1ヶ月は飲み続けないと効果の程はわかりません。
また、体格や体力によって、同じ症状でも処方される漢方がちがいます。

ここで上げた生薬が含まれていないから効かないのではなく、
貴女にあった生薬を選んでくれていると思ってください。

ピッタリの漢方が見つかれば、
きっとPMSの症状も改善してくれると思いますよ。

毎月のモヤモヤ・イライラを解消するには?