血糖値が原因!?生理前のイライラをズバッと解明!

■血糖値の急激な変化がイライラに影響?

食べ物を食べると血糖値は上がり、徐々に下降していきます。
そして血糖値が下がるとアドレナリンが分泌され興奮状態になります。

お腹がすくと機嫌が悪くなったりしませんか?
あれってこの低血糖状態だからなんですって。

血糖値は1日でだいたい同じような数値をとるようなっています。
1日の平均値が決まっているってことですね。

これがどういうことなのかというと、
血糖値が上昇すれば、その分だけ下降もするということ。

ドカ食いなどで血糖値を急激に上げてしまうと、
平均を保とうとして、血糖値は急降下してしまいます。

それにより、無性にイライラしたり機嫌が悪くなるといった、
感情の変化が起こるということです。

■女性の体と血糖値の関係

では、なぜ女性は生理前や生理中はイライラするんでしょうか。
女性には、特別な血糖との関係があったからなんです。

女性ホルモンの一つ、プロゲステロンは、
月経前に血糖値を下げやすくしてしまいます。

血糖値が下がるとアドレナリンが分泌され攻撃的に。
そうしてイライラが起こってしまうんですね。

このプロゲステロンとアドレナリン、別々の物質ですが、
同じ副腎から生成分泌されています。

つまり、ひとつのプランターでトマトとナスビを栽培。
お互いにプランター内の栄養を取り合って成長不良に。

ヒョロヒョロの発育不良を見て、
当然美味しい野菜を食べたい私達は、肥料をあげますね。

この2つの物質で言えば、発育不良が「低血糖状態」であり、
肥料が「食べ物」ということになります。

月経前でプロゲステロンが大量に分泌されるようになると、
それまでの栄養では足りなくなり低血糖状態に。
それをカバーしようとアドレナリンが分泌されドカ食い。

あの「お腹が空くとイライラする」のは、PMSの症状と
同じ理屈で起こっていたんですね。

■反応性低血糖

低血糖症の中でも、「反応性低血糖」とよばれるものが、
PMSの症状として一番多くでる低血糖の症状です。

この反応性低血糖とは、どういうものなんでしょうか。

まず、食後の血糖値の上昇が急激に起こります。
急激に上昇すれば、当然急降下するわけですね。
これが反応性低血糖の特徴です。

通常、食後3~4時間後に、食事前の血糖値と同じくらいになるといいますが、
この反応性低血糖の場合、食事前よりも低くなリます。
するとホルモンが反応して、アドレナリンが大量に分泌。

結果、動悸、しびれ、不安、イライラ、恐怖感などに襲われます。
また、下がりすぎた血糖値のせいで脳に栄養がいかなくなり、
ひどい眠気や抗うつの状態を引き起こすこともあります。

これらは全て、PMSの症状と一致します。

他の低血糖の症状だと、食後も血糖値が上がらない無反応性低血糖や、
食事と関係なく血糖値が安定しない乱高下型低血糖などありますが、
どちらもPMSの症状とは一致しません。

このPMSの症状でもある、反応性低血糖は、
食欲と、食事のタイミングが大きな鍵を握っているようです。

■低血糖対策として

食欲が増す理由はわかりました。
では、その食欲通り食べていていいのか、ということですよね。
女性として気になるところは。

結論、やめときましょう。太ります。
多少ならいいでしょうが、欲望のままにとなるとちょっと・・

そこで、低血糖対策を伝授します。
これは、水分過多による頭痛やむくみの解消にもなるのでぜひ参考にしてください。

・食事の回数を増やす
1日3回から1日6回に増やしましょう。
たとえば朝食にパン一枚、サラダ、果物、コーヒーをとるなら、
全て半分にして、残りをサンドイッチなどにして10時のおやつに。
コーヒーはカフェインが良くないのでノンカフェインにするか、
野菜ジュースなどにかえることをおすすめします。

昼食、夕食も同様にして、昼食、3時、夕食、夜食と回数を増やしましょう。
決してトータルカロリーが増えないよう気をつけてください。

・穀物、芋、豆類を積極的に取り入れる
これら「複合炭水化物」とよばれるものは、消化がゆっくりなので、
血糖値の上昇もゆっくりになります。
血糖値の急激な変化が感情に影響するので、
緩やかな変化は症状緩和につながるというわけですね。

・糖類は控える
アメやチョコレートは確かに少量で血糖値を上昇させますが、
急激すぎて安定しません。
また、血糖値を下げないようにと常にチョコレートを食べていると、
それが当たり前になり、食べないと低血糖になる=糖尿病になってしまいます。

・塩分、アルコールを控える
豆類や穀物の中には、利尿作用のあるものもあります。
それらはむくみや、水分が溜まることで起こる頭痛の緩和に役立ちます。
また、せっかく利尿作用を利用して体外に毒素を排出しようとしても、
塩分過多や、アルコールのせいでうまく機能しない場合がるので、
それらの摂取は控えめにするといいでしょう。

海藻類に含まれるビタミンB6、カルシウム、マグネシウムは
イライラや情緒不安定な状態を緩和してくれるので、
これらもぜひ1日に一度は食べるようにしてください。

毎月のモヤモヤ・イライラを解消するには?